ハワイの地理
ハワイは米国最南端の島で、中部太平洋に孤立する火山列島です。ハワイ諸島は主要6島、世界中から多くの観光客が訪れるオアフ島をはじめ、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島、ラナイ島、モロカイ島から成り、断崖、滝、熱帯の群葉に、金、赤、黒、緑さえもある色とりどりの砂浜が織りなす起伏の激しい絶景で有名です。
オアフ島には、ハワイ州都で最大の都市でもあるホノルルがあり、世界的にも有名なワイキキビーチや米国唯一の王宮のイオラニ宮殿があります。現在も活発に噴火を続けている火山、キラウエア火山があるハワイ島、壮大なハレアカラを有するマウイ島、緑豊かで、ハワイ最古の島として知られるカウアイ島と、それぞれその島独自の個性が溢れる魅力のある土地です。
ハワイの伝統文化
ハワイは多様な文化がミックスされ、ハワイ独自の文化となっています。ネイティブハワイアンの古代から伝わる風習や文化、西欧人から伝わったキリスト教を基盤とした文化、日本、韓国、中国などのアジア諸国からの移民による食文化など、各国からの移民による歴史やそれぞれの国の文化や風習などを垣間見る事が出来ます。
昨今、日本でも多くの方が趣味として親しみのあるフラダンスは、長い時を経て受け継がれた独自の文化です。自然の中に神の存在を見出し、神々と自然を崇拝しながら生活をしてきたネイティブハワイアン達には、数多くの神話や伝説が残り、島のいたる所に神話の舞台が点在しています。
ハワイまでの移動時間と時差
日本からハワイまでは、約6.5~7時間かかります。また、帰路のハワイから日本までは風向きの関係で、8.5時間~9時間かかります。季節によっても多少飛行時間は前後しますが、帰路の方が長時間のフライトとなります。イメージ的には、日本からのフライトは夜便が多く、機内で仮眠を取り、到着したらハワイ!というイメージです。帰路はハワイの午前中~昼過ぎのフライトが多いため、日中のフライトで到着したら日本の夕方というイメージです。
ハワイと日本の時差は19時間です。日本がハワイよりも19時間先に進んでいるので、例えばハワイが1/1の午前5時なら日本では1/2の午前0時です。ハワイでは「日本時間に5時間足して、マイナス一日する。」と覚えておくと良いでしょう。
アロハとマハロ
挨拶として使われる事の多いこの「アロハ」という言葉には色々な意味がありますが、主には、「ようこそ」、「さよなら」を意味し、英語で言うところの「I love you」という意味で使われる事もあります。
「マハロ」はハワイ語で、「ありがとう」という意味です。
ハワイの気候と服装
一年を通して温暖な気候のハワイですが、レストランや室内施設は冷房が効いているので寒いと感じる事が多いです。夕方は少し涼しくなるので、薄手の上着があると便利です。もし、マウイ島のハレアカラ国立公園や高地に行かれるなら、日本の冬のような体感温度となりますので、防寒着が必要です。レストランによってはドレスコードがありますので、カジュアルなドレスや男性の方は薄手のジャケットがあると便利です。